仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は午前中、シャロームの会メンバー交流会に参加いたします。また午後は、東北大学エスニック・マイノリティー比較研究セミナーに出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈失敗は成長の母〉
時に「成功」は「失敗」よりも有毒であると聞いたことがあります。確かに色んな方のカウンセリングをさせていただく中で、その言葉になるほど納得する時があります。
失敗しないで成功した人は、失敗恐怖症になりやすい傾向があります。成功すればするほど、テンションがあがるように思いますが、実は、成功が続けば続くほど、テンションが下がる人がいます。以前体験した成功体験が、今の自分にプレッシャーをかけるのです。輝かしい成功体験を持っている人であればあるほど、この負のスパイラルにはまりやすいと言ってもいいかもしれません。
簡単に言うと失敗体験の免疫がないので、端から見るとほんのちょっとの失敗なのに、人生そのものが崩壊するかのように動揺する人がいます。成功したかつての自分が、失敗した今の自分を勘定に責めるからです。
精神衛生上のことを考えても、失敗はしなくてはならないと言っていいでしょう。ほどよい失敗体験が、私たちに心の免疫を培ってくれます。「失敗は成功の母」と言う方がしっくりきます。失敗は失敗ではない。失敗しないことの方が長い目で見れば失敗だと言っていいでしょう。失敗から、学び、成長し、、自分を培うことこそ失敗の意義です。



