仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人変更申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈神がご存知であれば〉
江戸時代に活躍した至道無難和尚さんは、ある日、商人の家を尋ねました。ところが、和尚さんが帰った後、あるはずのお金がどこを捜しても見つからず、和尚さんに問いただしました。和尚さんは、何も言わず、その金額を主人に渡しました。
しかし数日後、お金が商人の家から出て来ました。びっくりし、和尚さんに深々とお詫びしたのですが、ああそうでしたかと、別に怒る様子もありません。誠に恐れ入った対応です。日常生活の中、ある場合はきちんと筋道を立てて、弁解をすることも必要です。しかし、いくら言っても、誤解に油を注ぐことになることもあります。そんな時には、誰が知らなくても、神がご存知と心に平安を得ながら、耐え忍んでいくことです。思わぬ方法で、解決するからです。更には、そのような人にとっては、すでに解決していることになります。