仙台の行政書士より161110心のメッセージ

　本日は午前中、建設業許可申請と医療法人変更申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　〈自信のなさは○○です。〉

　「私の欠点は、自信がないことです。リフレーミングしてください」と言われたことがありました。正直私もどう返したらいいか分からなかったのですが、こう言ってみました。「それは謙虚さの現れではないですか？」。
　するとその方は、まんざらでもなかった様子で、「そう言われると嬉しいですね。そうか、自信満々にならなきゃいけないってどこかで思っていましたけど、それだと天狗になって、足元すくわれちゃいますものね。自信のなさは、謙虚さか…。自分で言うとちょっと照れますけど、自信のない自分をそのままで肯定できそうです」とおっしゃって帰っていかれました。
　正直、苦し紛れで言った感は否めないのですが、後から考えると、確かにそうだなと私も妙に納得してしまいました。
　先日『自信のない人は、一流になれる』という本を読みました。トマス・チャモロープリミュージックというロンドンで教鞭をとる心理学者が書いた本でした。内容を簡単にまとめて言えば、自信満々な人は、過信に陥りやすい。結果どこかで手痛い失敗をする。自信がないくらいが丁度いい。自信がないから準備をする。準備をするから実力がつく。そしてトマス先生曰く、その「実力がものを言うのは、謙虚な態度と組み合わさったとき」。謙虚な人は、人から信頼されるので、その実力をあますとこなく発揮できるのです。
　自信のなさはマイナスには働きません。むしろ、あなたをあなたたらしめる大切な要素です。