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仙台の行政書士より161103心のメッセージ

菊地茂

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 本日は、障がい者就労支援施設研修会で東京へ行きます。

 今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

 〈もう一度考えた結論〉

 茶道の始祖、村田珠光は、一休禅師の許に入門しました。珠光が、座禅中の居眠り対処法を医師に相談したところ、「お茶を飲めばいい」と教えられ、お茶を飲み始めたら、眠らなくなりました。
 ある時、一休禅師が、珠光の庵を尋ねました。珠光が一服のお茶を差し出すと、一休禅師は、「何のためにお茶を飲むのか」と尋ねました。「眠気さましに」と答えようとした瞬間、珠光の手にある茶碗が払い落とされ、お茶は床の上にこぼれました。帰り際にもう一度、「何のためにお茶を飲むのか」と聞かれ、珠光は「花は紅、柳は緑」と答えましたので、珠光は印可を受けました。
 何ごとも客観的に眺めるのではなく、関わるものと一体化すると、新しい命が誕生します。人生の感動、喜びは、与えられた物事を天来のものと受け止める時に生まれるのです。

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