仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議とSST研修会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈is her shoes〉
意味は「相手の立場に立って」です。「彼女の靴を履いて考えてみて」という英語のセンスが気に入りました。人間関係能力の高い人とは、共感力のある人。相手の立場に身をおいて、どのような気持ちになるか想像できる力のある人です。
共感されることで、相手は「分かってもらった」という安堵感を得ます。また今自分が感じていることが、自分だけではないのだという安心感も得ます。クライエントの方の中には、「そう感じているのは、自分だけ、自分は異常なのではないか?」という不安を覚えている方もいます。
お母さまの中には「子どもを愛せない」なんて私だけに違いない」と思い込んでいて、なかなかそれを言い出せずに苦しんでいる方が少なくありません。そこで「子どもさんを愛せない時ってありますよね。私のところに来られるお母さま方でそうおっしゃる方は少なくないですよ」と申し上げると「え、私だけじゃないんですね」と、とても安堵される方を私は何度も見てきました。
共感されると、人は「私だけに違いない」という思い込みから、「私だけじゃない」という視野が開かれ、自分を客観的に見ることができるようになります。人は、共感されることになって、自分自身を発見すると言っても過言ではありません。
素敵な人間関係は共感から始まります。相手の靴を履いて考えましょう。