仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と株式会社設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
〈悩みとは何か?〉
最近「もし悩みがなかったら」(作:水野敬也、画:鉄拳)という本を読みました。主人公の男がある日、人生に疲れ、睡眠薬を大量に服薬し、自殺を図ろうとしたところ、突然、部屋に収まれきれない程の大柄な女性が現れます。
男ははじめ「化け物」と言いますが、女性は自分の名前は「悩美(なやみ)」だと言います。聞けば、この男の「悩み」でもあり、男性の悩みが膨らめば膨らむほど、悩美の体も膨らむと言います。そして、男が死んでしまえば、悩美も消えてなくなってしまうので、「止めに現れた」と言います。
男が、「ではどうすればいいのか?」と聞くと、「死なない程度に悩んで欲しい」と難しいことを言います。男は、「これ以上どう苦しめというのか?」と怒ると、悩美は、「あなたの悩みについて、私が誰よりも知っているから、私のアドバイスを聞いて欲しい」と言い、悩美との共同生活が始まるという大変ユニークなストーリーです。
人は、こうありたい、こうしたいという願望や夢を持っているからこそ、現実とのギャップで悩むのではないでしょうか。
バイブルにも”この世では悩みがある”と言っています。悩みがあるからこそ、ひとはここからなんとか脱出しようと前に進もうとします。悩みは決して悪いものではなく、私たちを成長させてくれるものなのです。さて、あなたは、今、何を悩んでいらっしゃいますか?