仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請のご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈知恵を絞る〉
親しくしている理容師ご夫婦がおられます。東京から、新しい地に移住し、お店を開き、休日返上で働いています。しかし、お客様が次々とやってくるわけではありません。
私はこのご夫婦に、こう言いました。「ここは」、退職されたシニアの方が多く住んでいる町です。比較的時間にゆとりのある方も多いのではないでしょうか?一週間のうち、五日間だけ店を開け、二日間はお休みにしてみてはいかがでしょう。お客様は、その五日間に集中して来てくださると思いますよ。そして、二日間は、しっかり休息を取り、英気を養う時間になさってはいかがですか?」。
すると「先生、そんなことをいままでしたことないし、休んだらお客様に悪い気がします」。そのご夫婦がこれまでお客様のことを第一に考えておられたことが伝わって参りました。そこで、さらにこう申し上げました。「休むことは、決してお客様に対して失礼にはなりません。質の良いサービスを提供するために必要なことです」。
先日伺うと「ありがとうございます。先生の言ったとおりになりました」と喜びの報告をしてくださいました。小さなひと工夫が、生活全体を豊かにします。知恵をしぼりましょう。