仙台の行政書士より161010心のメッセージ

　本日は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

　今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

　〈敵を見方に変えた〉

　人間関係の達人は、悪口を言いません。悪口を聞かされる人は、いつか自分も言われるのでは、と警戒するからです。しかも悪口はいち早く当人に伝わるものです。あの人は懇意でなくなった、と感じたら、陰で悪口を言わなかったかを点検してみると、ふと思い当たるものです。
　人の評価をするならば、むしろたくさんほめることです。ただ残念なことに、ほめ言葉はなかなか届かないものです。しかも、ほめ言葉の何分の一しか届かないものです。それだけに、心いっぱいエネルギッシュにほめると速度は遅くても、必ず伝わります。
　これは、直接ほめる以上に効果的です。悪口を言いたくなる時、その人の長所を見いだしてほめたら、敵をも味方に変えます。「汝の敵を愛せよ」とイエス・キリストは言われました。ここに人間関係の極意が隠されているのです。