仙台の行政書士より161004心のメッセージ

　本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。

　今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

　〈神様の配剤〉

　A子さんが強迫神経症になられたきっかけは、好きな男性がいて、その方に「飽きてきたので別れたくなった」とふと漏らしたことでした。しかし、それは本心ではなく、追いかけてきて欲しかったのです。それっきり、彼は顔を出さなくなりました。その時から、心の病気が始まったと彼女は言います。
　これは特別なケースではありません。本気で、正直に生きればいいものを、ふと気がゆるみ、その緩慢さが傲慢になるのです。恐ろしいことは、「ないこと」ではなく、「あること」です。ゆとりがあることで人をダメにすることがあるものです。
　つらさ、苦しさは、実際は、私たち凡人に対する神様の何よりの配剤なのでしょう。
　冬の厳しさが年輪を刻み、木の強さとなるように、何事も前向き肯定的に受け止め、強さへの年輪としていきたいものです。