仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は、メンバー交流会に参加いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈夫婦に課された基本的作業〉
ある調査によると、三十歳代の夫婦では、妻は五十%、夫は三十%が夫婦一緒に旅行したいと考え、六十歳代に達すると、七十%の夫が共に旅行をすることを望みますが、妻の方はわずか十%と数字が出ました。
これは日本独特の現象のようです。夫が、仕事の戦士として家庭を顧みることができなかったという、社会的現況もあるでしょう。あるいは、夫が自立していず、依存度が高いということが理由かも知れません。
いずれにしても、高齢化社会に備えて、基本となる夫婦が、仲良く、共に助け合い、尊敬し合うという風土を生み出していきたいものです。
そのためには、まず何よりも、夫婦の間に会話を取り戻すことです。さりげないことでも、共に心の内を分かち合う、そんな基本的な作業から、心の豊かさへの基礎作りが始まるようです。