仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人変更申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈希望を引き出す大丈夫〉
人から「大丈夫!」と言われてとても励まされる時と、逆に、不安になったり、怒りが生まれる場合があります。「大丈夫!」と言われてカチンときたり、悲しくなるのは、その「大丈夫」に共感が込められていないからだと私は思います。
お子さんが不登校の親御さんにとって。お子さんが不登校ではない親御さんからの「大丈夫、大丈夫」という言葉はmカチンとくるかもしれません。しかし、同じように不登校のお子さんを抱えている親御さんや、かつてそうだった方から「大丈夫よ」と言われたら、大きな励ましになります。その大丈夫には共感がこめられているからです。「共感のこもった大丈夫」は、相手から希望を引き出します。
では、どうしたら「共感のこもった大丈夫」を言えるのか?
(1)お話しを聴ききった上で言う。相手のお話を聴ききらないうちに「大丈夫、大丈夫」と言われると、せっかくの大丈夫が、早く話を切り上げるための道具になってしまいます。「大丈夫」は聴ききってから言いましょう。
(2)相手の立場に立つ。
もちろん100%相手の立場に立つことはできません。しかし、なんとか相手の立場に立とうとするこちらの努力こそ、共感です。
(3)上から目線で言わない。
上から目線の「大丈夫」は、同情です。同情が得てして相手の心を不快にし、惨めにするのは、上からの物言いになっているからです。
(4)心を込めて「大丈夫」と言う。
そのまごころが、相手から希望を引き出します。「どんな時も大丈夫!」。