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仙台の行政書士より160911心のメッセージ

菊地茂

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 今日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

 今日は、マザー・テレサの言葉のご紹介です。

 昨日は過ぎ去りました。
 「今日一日」を生きましょう。
 …………………………………………

 宮本武蔵。
 あの伝説の剣豪「宮本武蔵」です。
 彼は死ぬ1週間前に、こんなことを書き残しています。
 『我事において後悔をせず』
 病に侵され臨終の床に伏せていた状態ですから、事実上の「遺言」です。
 死の直前に於いて「何も後悔はしない」ですから凄いですね。
 この言葉については、いろいろな解釈が出来ます。
 ①すべて自分が行ったことなので、何も後悔することはない。
 ②過去は起きてしまったこと、過ぎたことなので、後悔しても仕方がない。
 ③自分が行った行為について、何も後悔することはない。
 武蔵は短く、
 『我事において後悔をせず』と書き残しているだけなので、どれが正しいのか、どれが一番真意に近いのかは、今となっては不明です。
 また、どれもが正解なのかもしれません。
 この言葉については、故・小林秀雄がこんな評論を残しています。
 「昨日のことを後悔したければ、後悔すればよい。
 いずれ、今日のことを後悔する明日がやってくるだろう。
 その日、その日が後悔にくれる道をどこまで歩いても、真のあなたに出会うことはない」
 たしかに、「昨日のことを後悔する今日」を毎日送り続けるとしたら「明日になったら、今日のことを後悔する」のでしょう。
 ただ先送りしているだけで、いつまでたっても「後悔」が心の席に座り続けています。この状態、もったいないですね。
 「今日」という席に、
 あなたはこれから何を座り続けさせたいですか。
 「夢」ですか?
 「愛情」ですか?
 「希望」ですか?
 それともやはり、
 「後悔」ですか?
 一度本気になって、
 「何を心の席に座らせるか」を決めてみませんか。
 今日一日………。

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