仙台の行政書士より241130心のメッセージ
今日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、マザー・テレサの言葉のご紹介です。
昨日は過ぎ去りました。
「今日一日」を生きましょう。
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宮本武蔵。
あの伝説の剣豪「宮本武蔵」です。
彼は死ぬ1週間前に、こんなことを書き残しています。
『我事において後悔をせず』
病に侵され臨終の床に伏せていた状態ですから、事実上の「遺言」です。
死の直前に於いて「何も後悔はしない」ですから凄いですね。
この言葉については、いろいろな解釈が出来ます。
①すべて自分が行ったことなので、何も後悔することはない。
②過去は起きてしまったこと、過ぎたことなので、後悔しても仕方がない。
③自分が行った行為について、何も後悔することはない。
武蔵は短く、
『我事において後悔をせず』と書き残しているだけなので、どれが正しいのか、どれが一番真意に近いのかは、今となっては不明です。
また、どれもが正解なのかもしれません。
この言葉については、故・小林秀雄がこんな評論を残しています。
「昨日のことを後悔したければ、後悔すればよい。
いずれ、今日のことを後悔する明日がやってくるだろう。
その日、その日が後悔にくれる道をどこまで歩いても、真のあなたに出会うことはない」
たしかに、「昨日のことを後悔する今日」を毎日送り続けるとしたら「明日になったら、今日のことを後悔する」のでしょう。
ただ先送りしているだけで、いつまでたっても「後悔」が心の席に座り続けています。この状態、もったいないですね。
「今日」という席に、
あなたはこれから何を座り続けさせたいですか。
「夢」ですか?
「愛情」ですか?
「希望」ですか?
それともやはり、
「後悔」ですか?
一度本気になって、
「何を心の席に座らせるか」を決めてみませんか。
今日一日………。