仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は、終日シャロームの会の仙台市健康福祉局障害者支援課の実地調査に立会います。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈自分を慈しむ〉
「よく田中先生が言う『自分を慈しむ』とは、どういう意味ですか?」と質問をいただきました。あなたは、日々どう自分を慈しんでいますか?
(1)自己発見をすること。
自分は80点だと思っていたのに、様々な出来事を通して30点の自分であると発見する。時代の価値観は、「80
点より90点の自分の方がいい」と迫ってきますが、その結果、等身大の自分を見失い、背伸びしすぎて、疲弊しているのが現代人の心です。「自分ってこの程度だったの?」と思った時こそチャンスです。「こんな自分もいたのか?」とその自分を発見することが、自分を慈しむ第一歩です。
(2)自己批判をしないこと。
自分を最も糾弾し、いじめているのは、他の誰でもない自分自身です。どんな自分であっても、否定せず、かばってあげましょう。「誰も完璧な人はいない」「全てダメなわけではない」、そんなやさしい自分へのまなざしが、あなたの心を癒します。
(3)自己肯定すること。
どんな自分も、かけがえのない自分の一部として認め、丁寧に肯定するプロセスこそ自分を慈しむことです。