仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、福祉経営セミナーに出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
黒字倒産をする企業が増えていると聞きました。はじめて聞いたとき、私は後継者がいないから、ということなのかな?と思いました。それは間違ってはいなかったのですが、「誰もこの会社を引き継いでくれる人などいない。ならば、黒字のうちに会社をたたみ、従業員はもとより関係員はもとより関係者の方に迷惑をかけないようにしよう」と判断をする経営者が多くなってきたというのが実情でした。
そしてよくあるのが、後から「なぜ廃業なさったのですが?一言相談してくだされば、私たちが引き継ぎましたのに…」という多くの声が寄せられるというのです。
また、自社に対する過小評価が、黒字倒産を生んでいることに驚きました。謙虚なのは素晴らしいことですが、あまりにも日本人は自分に厳しいのではないでしょうか。自分のやっていることなど取るに足らないという、過度な「縮み思考」が、企業寿命を文字通り短くしています。
加点法的に、自社の長所、社会的に果たしてきた役割、持ち味、強みを検証する。その土台に立って、企業の未来を考える。これは何も企業だけではありません。自分自身にも言えることです。自分への過度な過小評価が、未来への可能性を狭めているとしたら残念です。自分のプラス面を数えましょう。あなたの未来はそこから始まります。