仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、マザー・テレサの言葉のご紹介です。
人は不合理。
人は自分勝手。
人は非論理的。
それでも、なお人を愛しなさい。
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「水清ければ魚住まず」
「あまりに綺麗すぎると、人はかえって窮屈だよ」みたいに使われることわざですが、ほんとに魚は「キレイな水」だと生きていけません。
ペットショップの熱帯魚コーナーや病院などで、よく見かける金魚や熱帯魚などが泳いでいる水槽。
実は、あの水槽の中には何十億ものある「不純物」が住んでいます。それは「細菌」。バクテリアとも言われます。
熱帯魚や金魚を飼っている人にはお馴染みかもしれませんが、金魚などを入れる前に水槽にはバクテリアを繁殖させる必要があります。
不純物がまったく存在しない水に、魚を放してみてください。
あっという間に死んでしまいます。水の中にバクテリア(細菌)がいるからこそ、魚たちは生きていけます。
人間も一緒です。
たとえば「純水」。
「不純物を含まない水」のことを「純水」と言います。
その「純水」を、もし人間が飲んだらどうなるか?
体内のカルシウムやビタミンなどが純水に吸収されて、体外に排出されてしまいます。それに、腸を刺激し、ほぼ確実にお腹を壊します。
飲むなら不純物の入っている「ミネラルウォーター(ミネラルが不純物)」や「水道水(飲用にできるよう調節)」などが安全です。
新しいことわざとして『水清ければ魚住まず、人間はお腹こわす』を作りたいくらいです。
あまりに「完璧」「完全」「純粋」を求めると「純水」のように、かえって物事をダメにしてしまうこともあるんですね。
テレサのいうように、人間は「私」も「あなた」も含めて、「不合理」で「自分勝手」で「ワガママ」で「非論理的」なものです。
でも、だからこそ面白い。
だからこそ、愛すべき生き物です。
そうは思いませんか。