仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈何を隠そうとしているの?〉
「傲慢は態度は無能さを隠す最大の隠れ蓑になる。それに自信のなさを隠すことだってできるだろう、そうでなければ自分を大きく見せるために他人を貶める必要などないはずだ」。心理学者トマス・チャモロ・プリミュージク氏の言葉です。その人の過度な言動は、その人の本音をカモフラージュするための手段であるという考え方があります。
隠すのが目的ですから、その人の本音と正反対の言動が反動として現れます。心理学用語で反動形成。過度に人に媚びたり、親切にするのは、自分の攻撃性や支配性を隠すためかもしれません。逆に叩きつけるように、怒りを人に向けるのは、実は自信がないからです。
他にも、いつも上機嫌というのも、自分の不機嫌さを隠すための反動形成かもしれません。「何を隠そうとしているの?」という本質的な問いは、新しい自分と出会うキッカケになります。そして。その自分を受け入れると、今まで隠すために使っていたエネルギーを本当の自分を育てるために使うことができます。