仙台の行政書士より160823心のメッセージ

　本日は午前中、建設業許可申請と医療法人変更申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　〈不安のおかげ〉

　「シラスを輸入する際、10時間の空輸の間に、シラスはほとんど死に、1～2割しか残らない。しかし同じ水槽にナマズ（シラスをえさにする）を入れておくと、8～9割が生き残る」という話を聞きました。天敵のおかげで、シラスは生き抜くことができたというのです。講演が近づくと妻から「もう、練習やめて」と言われるほど練習うをするようです。不安だから準備をする。準備するから実力がつく。さらに、講演が始まる前は「大丈夫だろうか？」、終わった後は「あそこがまずかったのではないか？」と不安になります。
　この不安感は、年数を経れば経るほど強くなります。自分でいいのだろうか？「最もふさわしくない者」が、「最もふさわしくない事」をしているように感じてなりません。
　実は、私がTSC講師になった頃、このような不安はありませんでした。話すことに一杯一杯で、ふり返る余裕など全く無かったからです。ならば、この講演前後の不安は、私が成長した証かもしれません。
　「この不安さえなければ、私は幸せなのに…」と思ってきましたが、諦めることにしました。不安は、私を育ててくれた最高のコーチであり、強力な味方だったのです。すべては「不安のおかげ」。この「不安のおかげ」で今の私があるのですから。