仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は、シャロームの会のメンバー交流会に参加いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈人が喜ぶシステム〉
相手の人に、こうあってほしい、または、こうだったら相手の人にもいいのにと思うことがあります。相手に説教してもそうならない時、賢い人は、決して相手を責めるのではなく、相手の人が自然にそうなれるような状況、システムを造り出すようです。
山手線に乗って、なるほどと思ったことがあります。電車の長椅子の途中に二か所、きちんと人数分だけ掛けるようにと天井から腰掛けに至るまで手すりが設けられています。この知恵と工夫により、何も言わなくても、きちんと座れるように配慮されているのです。
人が喜んで事を為していくことができるシステム等を考え出す努力こそ、今求められているのではないでしょうか。
何もしないでぼんやり時を過ごしてしまい、つい、工夫する機会をわすれがちな時代、目を覚まし、生活の中で工夫を心がけてみたいものです。