仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は、シャロームの会のメンバー交流会に参加いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈自分が起点となると〉
「自分に厳しく他人に寛容」と言われますが、なかなかできないのが実情です。だからこそ、一歩でも届こうとするのが人間の本分かもしれません。
「苦労しました」という人がおられます。藤本義一氏は、四十年間取材した中で「そういう方はほとんど実力のなかった人たちである」と書いておられます。
「苦労」とは「苦しさを労う」ことです。「大変ですね」と周りが励ます言葉で、自らが語る言葉ではありません。むしろ「多くの人に苦労をかけた」と言う人こそ、謙遜で、実のある人生を生きていらっしゃるのでしょう。
つい、物事をとらえる時に自分が起点になると、傲慢になっていることにさえ気づかないものです。いつも遠くに、永遠に目を向け、自分の小ささにもかかわらず、可能性が無尽蔵であることに目をとめ、謙遜に、大胆に歩んでまいりましょう。