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仙台の行政書士より160810心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、マザー・テレサの言葉のご紹介です。

 暗いと不平を言うよりも、
 あなたがすすんで明かりをつけなさい。
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 音楽の神様・モーツァルトに憧れていた一人の子どもがいました。16歳の時には、憧れのモーツァルト(当時30歳)の前でピアノを弾き「みんな、この少年を覚えておきたまえ」とモーツァルトに言わしめています。
 さらに数年間、演奏家としての訓練を積み、これからという時に彼を不幸が襲います。「耳鳴り」が始まったのです。やがて、それは段々ひどくなり、完全に耳は聞こえなくなりました。
 演奏家として「耳が聞こえない」のは致命的です。彼は自暴自棄になり、次のような遺書を残しました。
 「この6年間、治る見込みのない病気が私を苦しめている。
 人々が社交にあけくれる時期、私は人を避け、孤独のうちに生活することを余儀なくされた。誰かが私の横で、遠くの笛の音を聴いている時、私には何も聞こえない。
誰かが羊飼いの歌を聞いている時、私には何も聞こえない」
 彼はその後どうしたでしょうか。
 自殺を思いとどまりました。音を失っても音楽への情熱は止められなかったからです。そっと遺書をしまい、自分の人生に向き合いました。
 彼の名前はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
 まだ耳が聞こえていた時代に作った交響曲は1番だけ。その後の交響曲2番以降はすべて「耳が聞こえなくなってから」作ったものです。
 子ども時代に培った「音の記憶」を頼りにしたり、楽器自身が震える振動から「音を判断」して、曲を作ったと言われています。彼は、人生を一度は諦めかけましたが、そこからやり直して偉大な音楽家として道を歩み始めました。
 あなたは、情熱をかけられるものがありますか?
 大好きなことに情熱をかけてみてください。
 人生はいつからでも、新たに始められます。

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