仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、「オリーブの杜」オープン打ち合わせ会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈静まって人生を顧みる〉
竜王戦第一局で、羽生善治棋士が佐藤康光棋士と対局しました。羽生棋士は先手であるにもかかわらず、開始後、しばらく指さずに、目を閉じていました。
普通ならば、前夜か当日の朝には、先手で何を指すかを決めているにもかかわらず、指そうとしないのです。佐藤棋士が怪しげに見つめ、人々にその波紋が伝わり始めた頃、ようやく先手を指しました。
後日、「突然迷いが生じたのですか」と問われ、「静寂がやってくるのを待っていました」と答えました。戦いの前に、まず、静かな心境にこだわったのです。
大切な事を成す時、どのような心境を選ぶのか、それは、静まることです。静まって、自分の人生の土台を確かなものに据えていく、そこに人生の秘密が隠されているようです。
「静まって、わたしこそ神であることを知れ」と、聖書は、人生の極意を私たちに伝えます。
