仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、宗教法人設立申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会の燦の会(親の会)に出席し、夕方はティグレ宮城地区交流会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈孤独でいる練習〉
最近の自己啓発本の最後の章は、「瞑想の勧め」で終わっているものが多いように感じます。瞑想とは、簡単に言えば「孤独でいる練習」です。心理学博士の諸富祥彦先生がその著書「孤独であるためのレッスン」でこう言っています。『孤独は、決して、避けるべき否定的なものなどではない。孤独は、現代をタフにしなやかに、かつクリエイティブに生きていくために不可欠の、”消極的な能力”である。これからの困難な時代を、幸福に生きるために、現代人がトレーニングしてでも身につける新たな”能力”である。』
さらに先生は痛烈にこう言います。「飲み会やSNSなどで絶えず誰かとくっつき、スケジュールを埋め続けていれば、『自分の心を常に麻痺させること』が可能です。そうすれば、本来なら孤独に自分の心を深く見つめねば解決し得ない問題も先送りできる。…『群れること』の弊害はまだまだあります。自分が何をどう感じていて、何を欲しているのか分からなくなることです」。
私は「ごもっとも」と思いました。「人と全く交流するな」と言っているのではありません。それは孤立です。孤立は、心に変調を来らせるので注意が必要です。「つながり過ぎ」も「全くつながらない」のも問題。それよりも大切なのは自分とつながることです。内側から浮かび上がってくる感情を、ただ感じてみることからはじめてみましょう。あなたの心を健康にし、人生をより上質にしていきます。