仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けし、夕方は東北学院大学インターンシップ打ち合わせ会に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
「何で、お母さんはお兄ちゃんには、何も言わないの!私はいつも皿洗いとか、お風呂掃除もちゃんとやっているのに、お兄ちゃんは家の事は全然やってないよ。これって差別よ!」
フルタイムで働き、四人の子育てをなさっているお母様には、心に刺さる言葉でした。下の小学生の二人のお子さんにかかりっきりで、てんやわんやの毎日。どうしても家事の手伝いは、気が利く高校生の次女の娘さんに頼りっぱなしだった自分にハッとしたそうです。
私はこの話を伺って、確かにこのお母さんにはきつく刺さる言葉だったかもしれないけれど、お嬢さんが、そう率直に言ってくれたことは素敵なことだとおもいました。あまりに忙しくて、心に全く余裕がないお母さんだったら、そのお母さんの状況を察して、何も言わない、言えないお子さんもおられるからです。
「お母さん、あなたにそんな思いをさせていたなんて気がつかなかった。気がつかなくてごめんね。あなたばかりに頼りきって、甘えてしまっていた」。こんな風に言ってあげたら、このお嬢さんの気持ちは晴れるのではないでしょうか?
「心に刺さる言葉だからこそ、ありがたい」のが親子同士の言葉なのかもしれません。