仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、メンバーのケア会議と相談会に出席いたします。また午後は、医療法人申請と建設業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、大久保智弘先生の言葉のご紹介です。
〈丁寧なコミュニケーション〉
TCSのセミナーでアサーションを扱うことがしばしばあります。アサーションというのはお互いに尊重しあう話し方の事です。私も勉強途中ですが、アサーション表現にするとどうしても言葉数が増え、時間がかかってしまいます。
たとえば、お茶を飲みたいときにアサーション表現を使うと「お茶を入れていただけませんか?」となります。ある程度親しい仲であれば「お茶」と言えば要件は伝わるかもしれません。しかし、「お茶をいれていただけませんか?」と「お茶」では、言われた相手にしてみればどちらが自分を大切にしてもらえたと思うでしょうか。どうやら、アサーション表現には単に言葉を丁寧にするということ以上に、普段の会話から互いを大切にしあうことのできる要素があるのです。「お茶をいれていただけませんか?」と言われると、そこから会話が始まります。最終的にお茶を入れてくれた相手に「ありがとう」の感謝の言葉も自然と出てきます。
カウンセリングで丁寧に相手の話を聴くというのも、他者の存在を大切にすることになりますが、日常生活の会話一言一言の中にも、相手を大切にすることのできるチャンスがたくさんあります。あなたが発する何気ない丁寧な言葉に、相手は自分が大切にされたというぬくもりを感じているのです。