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仙台の行政書士より160617心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会の燦の会(親の会)に主席いたします。

 今日は、長嶺由宇先生のことばのご紹介です。

 〈「知る」ということ〉

 「知る」という漢字は弓矢の「矢」に「口」と書きます。「矢」は実際の矢の形を描いた象形文字です。「矢」は古代中国において神聖なものとされ、誓いのときにそのしるしとして用いたり、矢を放ってその場を清めたりしたと言います。
 「口」は、漢文学者の白川静氏によりますと、「サイ」と呼ばれる神への「祈りのことば」である祝詞(のりと)を入れておく器を意味すると言います。矢を折ることが、誓いをたてる時の所作で、「誓う」という字には「折る」という文字が含まれています。
 「知る」という漢字が示しているのは、神に祈り、神に誓うこと。澄み切った心で、真剣に向き合うことで初めて人は「知る」ことができます。そこから「あきらかにする、悟る」という意味を持つ漢字になったと言います。
 この方はどんな気持ちでいらっしゃるのだろう、何を言わんとしておられるのだろうと人様のお話を聞かせて頂くのは、私自身、毎回チャレンジです。「知」という漢字が示しているように、祈り心なしにはできないことを、漢字の成り立ちを通して教えられました。
 あなたの歩みが、祈りの心で満ち、自分を知り、他社を知ることによって「豊かな人間関係」を築いていかれますように。

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