仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と一般社団法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と相談会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈希望の見つけ方〉
「この国には何でもある。…だが、希望だけがない」。この言葉は、作家の村上龍さんが書かれた「希望の国のエクソダス」で登場人物が言っている言葉です。センセーショナルなこの言葉は、多くの人々の心に響き、東京大学社会科学研究所では2005年度から、希望学なる学問が生まれました。希望学が船出して、まず研究者たちが驚いたことは、古今東西、希望に関する文献や資料があまりにも少なかったことだったそうです。
どうしたら希望が見つかるか?私の答えは簡単です。それは自分の「人生の目的」を明快にすることです。「自分が何のために生きるのか?」。これをミッションと言いますが、自分の使命、さらに言うなら天命です。
自分の願望は単なるビジョンです。願望は試練・困難があるとすぐに吹き飛んでしまいます。しかし、使命・天命は、困難の大波が来れば来るほど磨かれ、鮮明になって行きます。鮮明になった天命の延長線上に見えてくるのが、あなたの本当の希望です。
2011年3月の東日本大震災後にニューヨークタイムズに掲載された同じ村上龍さんの言葉です。「失った全ての代わりに日本人が唯一取り戻したもの。それは希望である」。