仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーの相談会とケア会議に出席いたします。
今日は、宮下雪子先生の言葉のご紹介です。
〈ここにいていい〉
私は幼いとき、食事の時間が一番嫌いでした。なぜなら、会話もない緊張の中で食べる食事は味気なく、父親の機嫌でその時の食卓風景は一瞬にして変わるからです。父親の顔を見ないようにいつも下を向いて黙々と食べている母親の姿も嫌でした。
現在私は、教会でスタッフの方々と一緒に昼食を頂いています。ある時、田中ジェーン先生がテーブルに座り、私もその前で一緒に食事をしていました。突然田中先生が現れジェーン先生の横に座りました。夫婦なら当然の光景。しかし、私は胸の辺りがザワザワして、その場にいることが耐えられなくなり、その場から逃げるように立ち去りました。「お前はここにいてはいけない」。そんなメッセージが私の心の中を駆けめぐりました。
約半年後、前回と全く同じ光景が私の目の前で起こりました。私は衝動的に、田中先生に「私はそういうことをされるとダメだっていうことを知っているじゃないですか。わざとでしょ!もうやめてください!」と言いました。すると、先生から一言「言えたじゃないか。だからもう大丈夫なんだ」。その瞬間私の中で何かが変わりました。幼い子どものように心が喜びぬ満たされたのです。
「ここにいてはいけない」という言葉が、「ここにいていいんだよ」に変換された自分がいます。少しずつ食卓での私の緊張が緩み始めています。