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仙台の行政書士より160529心のメッセージ 

菊地茂

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 本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

 今日は、マザー・テレサの言葉のご紹介です。

 人の話を聞いてあげるのは、素晴らしいことです。
 そして、人々は与えることも学ばなければなりません。
 でも、与えることを義務と考えるのではなく、
 与えることを願いとすることが大切です。

 チェスの日本王者の名前を知っていますか。
 その王者の名前は「羽生善治」です。
 そう、あの将棋界の天才「羽生善治」は、実はチェスの日本王者でもあるんです。
 羽生氏の凄さをどう伝えればいいでしょう。
 たとえば、将棋には7つのタイトルがあります。過去10年間にのべ70人のタイトル・ホルダーがいるのですが、ちょうど半分の35人が「羽生善治」です。
 その羽生氏、こんなことを言っています。

 三流は人の話を聞かない。
 二流は人の話を聞く。
 一流は人の話を聞いて実行する。
 超一流は人の話を聞いて工夫する。

 「人の話」とは、ある意味、その人の人生や経験がいっぱい詰まった財産です。
 それを聞かないなんて、もったいない。
 そう思いませんか。
 その人の人生の土台の上に立って、さらに高みを目指せる。
 それが「話を聞く」ということです。
 「話を聞く」のは、相手のためばかりではありません。
 自分の心と経験値をグ~ンと伸ばせる魔法みたいな、でも誰でも出来るシンプルな方法です。
 ところで、羽生さんは「聞く」だけではありません。
 信念に基づいて、しっかり「語り」もします。
 将棋界では有名なのですが、将棋において、自身がどんな戦略をとっているか、どうしてその手をさしたのか、などを包み隠さず話すことでも有名なのです。
 他の棋士にとって、宝の山のような「自身が勝つ秘訣」をどんどん語るのです。
 将棋界において、現在強い人は羽生さんの世代に固まっているのですが、それは羽生さんがどんどん語ることで、同世代の周りが強くなっているからと言われています。通称「羽生世代」です。
 自身が勝つことだけでなく、周りも「強く」する羽生さん。本当に将棋が好きなんでしょう。


 

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