仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、マザー・テレサの言葉のご紹介です。
人の話を聞いてあげるのは、素晴らしいことです。
そして、人々は与えることも学ばなければなりません。
でも、与えることを義務と考えるのではなく、
与えることを願いとすることが大切です。
チェスの日本王者の名前を知っていますか。
その王者の名前は「羽生善治」です。
そう、あの将棋界の天才「羽生善治」は、実はチェスの日本王者でもあるんです。
羽生氏の凄さをどう伝えればいいでしょう。
たとえば、将棋には7つのタイトルがあります。過去10年間にのべ70人のタイトル・ホルダーがいるのですが、ちょうど半分の35人が「羽生善治」です。
その羽生氏、こんなことを言っています。
三流は人の話を聞かない。
二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。
超一流は人の話を聞いて工夫する。
「人の話」とは、ある意味、その人の人生や経験がいっぱい詰まった財産です。
それを聞かないなんて、もったいない。
そう思いませんか。
その人の人生の土台の上に立って、さらに高みを目指せる。
それが「話を聞く」ということです。
「話を聞く」のは、相手のためばかりではありません。
自分の心と経験値をグ~ンと伸ばせる魔法みたいな、でも誰でも出来るシンプルな方法です。
ところで、羽生さんは「聞く」だけではありません。
信念に基づいて、しっかり「語り」もします。
将棋界では有名なのですが、将棋において、自身がどんな戦略をとっているか、どうしてその手をさしたのか、などを包み隠さず話すことでも有名なのです。
他の棋士にとって、宝の山のような「自身が勝つ秘訣」をどんどん語るのです。
将棋界において、現在強い人は羽生さんの世代に固まっているのですが、それは羽生さんがどんどん語ることで、同世代の周りが強くなっているからと言われています。通称「羽生世代」です。
自身が勝つことだけでなく、周りも「強く」する羽生さん。本当に将棋が好きなんでしょう。