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仙台の行政書士より160524心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、永住許可申請のため仙台入管へ行きます。また午後は、医療法人変更と建設業許可申請、さらに心の障がい者の就労支援のそれぞれのご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 〈人のふり見て…?〉

 私たちの無意識にある、自分が受け入れていない自分[影]が、人の言動に映って苛立つことがあります。これを投影と言います。人へのイラダチは無意識に隠されている「あなたの知らないあなた」を知るチャンス。「人の振りみて我が振り直せ」という格言は、彼らが「優秀な心理学者」であったことを証明しています。 
 ある日、TCSを受講された女性が何気なくこう教えて下さいました。
 「『人の振り見て我が振り直せ』って言いますけど、TCS風に言えば、『人の振り見て我が身を許せ』ですよね」。その通りだと思いました。人の言動に映し出された自分とは、自分が許していない自分です。私たちは、人に腹を立てているようで、自分に腹を立てているのです。
 そこで私は、早速セミナーで「『人の振り見て我が振り直せ』は、TCS風に言えば、『人の振り見て我が身を癒せ』です」と若干間違って言ってしまいました。ところが、多くの人々の目がキラッと輝いたのに驚きました。後から考えてみると、「確かにそのとおりだ」と思いました。
 「受け入れていない自分とは、傷ついている自分」です。その自分を責め続けているのは、他のだれでもない自分自身。人に投影された自分は、実は癒しを必要としています。さらに言えば、「人の振り見て我が身を愛す」ことが、投影が教えてくれる自己受容の一つのゴールです。自分を愛しましょう。

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