仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と一般社団法人設立申請、さらに心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、NPO法人とうほくPPP・PFI協会の第23回理事会と第16回総会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈減点法か加点法か〉
人生には、減点法と加点法があります。百点を基点とし、失敗のたびに点数を減らすのが満点法です。減点法で良い評価を得ようとしたら、仕事をしないことです。仕事さえしなければ、失敗がありません。その結果、遅れず、休まず、仕事せずという風土が生まれます。しかし、「大過なく過ごすことができた」と人生を終わるのは、何とこ寂しい限りです。
これに対し、加点法とは、最初の持ち点をゼロにして、良いところを見つけたり、良いことができた時に得点を増やす方法です。これは、誰でも安心して仕事ができます。また、働く意欲を促進させます。
長い農耕文化ゆえに、人のお役に立つということよりも、人に迷惑をかけない子を育てるという風土になってきたのでしょう。しかし、これからの時代は、加点法が真の意味で、良き人材を生んでいくようです。