仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、NPO法人とうほくPPP・PFI協会の監査会に出席いたします。また午後は、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈期待と希望は違います〉
ある調査によると、6歳以下の子は、ジャングルのようなところで迷子になったとしても生存率が高いそうです。その理由は、絶望するということを知らないから。「必ず助けが来る」と信じ切っているので、変に動き回ったりしないでじっとしている場合が多いのだそうです。結果、体力も温存され、発見されやすいのです。
一方、大人は、助けを求めて下手にあちこち動き回ってします。そして「あの林を抜けたら町が見えるのではないか?」と勝手に期待し、実際はそうでないと激しく絶望してしまい、精神的にも肉体的にも消耗が早いのだそうです。
「期待と希望は違います。期待は外れると落胆しますが、希望は落胆することを知りません」と宇田達夫という人は言いましたが、子どもたちは絶望を知らないから、生き抜けるのだという事実に、希望とは文字通り「生きる力」なのだと感じました。
「希望を持つと、叶わないとガッカリするので持たないことにしています」と言われる方がいます。確かに、希望を持って生きるより、今与えられたところに全力投球して生きていたら、道が突然開かれることもありますから、これもまた素敵な生き方です。
しかし、希望は人間だけに与えられた能力。失望するということは、希望を持った証。同時に期待であった証。失望はあなたが本当の希望を見出すための「ふるい」なのかもしれません。
希望は失望に終わりません。