仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日はNPO法人シャロームの会のたけのこ掘りレクリエーションのため松島いやしの家に行きます。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「なんであなたはガツガツしていないの?」と妻に尋ねると、「自分に安心しているからかな?一生懸命やってはいるけれど、基本的に自分に安心しているから、金ちゃんみたいには強迫的にはなれないな」と教えてくれました。すかさず「いい言葉だね。『自分に安心している』って。自信のある人って、自分に安心している人たちかもしれないね。そういう人は、自分に安心しているから、妙な自慢話とかしないよね」と言うと、「確かにそうかもね。私も自分に自信がないときは自慢したくなるもの。まぁ、そんなに自慢することもないけどね」とのこと。
この会話を通して、私はアイデンティティの意味がようやく分かった気がしました。辞典には「自分とはこのような人間であるという明確な存在意識・主体性」とありました。「自分が自分であること」という訳もありますが、人の目を気にする日本人にとっては、訳しにくい言葉です。妻の言葉を借りれば、アイデンティティの確立とは、「自分に安心していること」と言い換えることができます。
「それができない!」という方は、自分の「不安」を認めることからはじめましょう。本当の安心は、不安を否定するのではなく、その不安も自分の大切な一部と受け入れるところにあるからです。今、ここにいるこの自分に安心しましょう。