仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、永住許可申請と建設業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、太陽とオリーブで心の障がい者の就労支援のご相談をお受けし、夕方は仙台純福音教会チャリティーバザー実行委員会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈事実と現実は違う〉
Aさんはあるアパートに住んでおられました。ところがお隣さんのお部屋からの音が気になり、別のアパートに引っ越しをしました。現在は快適に暮らしています。しばらくして、知り合いのBさんが引っ越しをしたとききました。なんとかつてAさんが暮らしていたアパートの同じ部屋だったというのです。。私は「さぞかしお隣さんの音で苦労しておられるだろうな。だってAはそのせいで引っ越ししたのだもの」と思っていました。
そんなある日、ふとBさんが私にこう言ったのです。「先生、今のアパートに引っ越してきて、ホッとしました。お隣さんから音がすると、一人じゃないんだな~と思ってとても安心するんです。特に夜なんか音が聞こえると安心して寝れます~」。
私は、「よかったですね~」と言いながら、あまりにも対照的なこの二人の反応に驚きました。事実は同じでも、その人その人の感じ方は千差万別なのだと言うことをあらためて教えられました。
翻って考えてみれば、自分がいいと思うものが相手にもいいとは限らないということです。事実は同じでも、その人の感じ方、受け取り方次第で様々な現実がありうるのです。