仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人変更申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と相談会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈一人じゃない〉
ケリー・マクゴニカル。今私が最も注目している心理学者の一人です。彼女が発表した『「ストレスは害になる」という考えこそが、害になる』という発言は、世界の精神医学に大きなインパクトを与えています。私も薄々「そうなんじゃないかな~」と思っていたことを、膨大なデータによる裏付けをもって、彼女はハッキリ言ってくれるので、嬉しくなります。
著書「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」(大和書房)に、こんな事が書いてありました。ストレスにさらされ、仕事が続けられなくなる医師が大勢います。そこで、ある医療系の大学が、約70名の医師を定期的に集め、仕事の苦労を互いに傾聴しあう一年間のプログラムを実施しました。その結果、彼らの燃え尽き症状は著しく緩和されたそうです。
参加者の言葉です。「一人じゃない、仲間がいるんだと思うと、こんなふうに感じても良いんだ、こんな経験をしてもおかしくないんだ、と思えるんです」。ケリー先生曰く「医師たちは以前と同じストレスの多い仕事を続けながら、精神的に極めて健康になっていったのです。さらに医師たちは、患者に対する思いやりが以前よりも深まったのを感じました…」。
自分の辛い思いを信頼の置ける人に話すという単純なことが、心の回復力を高めることに驚きました。「安心して弱音が吐ける」人間関係が、あなたの心を健康にします。