仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と一般社団法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、行政書士会宮城野支部総会に出席いたします。
今日は、マザー・テレサの言葉のご紹介です。
説教しても、それだけでは触れ合う場にはなりません。
それより、
ほうきを持って誰かの家をきれいにしてあげてください。
その方がもっと雄弁なのですから。
日本を代表する作家の故・井上ひさしさん。
彼がまだ15際の時に書店で、つい「万引き」をしてしまったそうです。
盗もうとしたものは「辞典」でした。
しかし店のおばさんに見つかり、店の裏に連れて行かれました。
この後、何が起きたと思いますか?
平手打ち。
万引きをした理由を聞かれた。
通報。
どれでしょうか。
どれも違います。
その本を盗まれたら、どれだけ困るかの話のあと、ひさし少年にあることを頼んだそうです。
それは「薪割り」でした。
それで、許してもらえるならと、一生懸命に薪割りをするひさし少年。
薪割りが終わったあとに、おばさんが辞典を彼にくれたそうです。
そして「働けば、こうして買えるのよ」と言われたそうです。
この時のことを、後に彼はこう言っています。
「おばあさんは僕に、まっとうに生きることの意味を教えてくれた」と。
テレサの言う「自分で掃除をする」ではなく「相手に掃除(薪割り)をさせる」話ですが、「底にい流れるものは一緒」と感じませんか。
ただ責めるのでなく、相手に気づいてもらう。
それが本当の教育。愛情。