仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会の新事業の工事打ち合わせ会と、ティグレ関係の入社式と懇談会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
人のあら探しを好んでする人がいらっしゃいます。他人の欠点を見つけて鬼の首を取ったかのように、相手の欠点を大きく解釈して批判します。減点法という考え方に関してはプロフェッショナルですが、なぜそこまで他人のあらを探したくなるのでしょうか。
それは、あら探しをする人の根底には「勝ちたい欲求」があるからです。本当はありとあらゆる面で自分が勝っていないと気がすまないし、居心地が悪いのです。相手に欠点を見つけただけで、自分がさながらその人に勝ったような錯覚を覚えることができるのです。その「勝ちたい欲求」は、その人の根深い「劣等感」を裏打ちするものです。この劣等感を認め、受け入れることはどれだけ人生経験を積んだ人でもやりがいのあることです。
しかし、他人に対して減点法になっている自分に気づき、立ち止まりじっくり自分と向き合うと、深いところにある、癒されていない心の傷を見出すことができます。減点法の自分は認めたくないかもしれませんが、そこにもあなたの人生を啓（ひら）き、人言関係を豊かにする宝が眠っているのです。
