仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバー全体会と相談会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
2.虫の目 (その2)
柳生十兵衛など多くの剣豪を輩出した柳生家の家訓には「小才は縁に出会って縁に気づかず。中才は縁に気づいて縁を生かさず。大才は袖振れ合う縁をも生かす」とあります。世の中には縁に気づかない人、縁に気づいても生かせない人がいる一方で、ささやなかな縁をも生かせる人がいます。物事をなした人、成功した人をよく観察すると、大きな目標と共に、驚くような細やかな配慮をなさることに気づかされます。
「細部」とは「平凡」と訳すこともできますが、平凡の中に非凡を見いだす目を養うことです。
ほうれん草も白菜もキャベツも、最初の芽を見るとどれも同じように見えます。しかし、長年農業をなさっている専門家は、その芽を見ただけで何の野菜かを明確に言い当てます。スピーディーなこの時代に、どうしても必要な能力です。
虫の目とは、どんな小さなことにも、今、初めて接するような思いと、そのわずかな中に隠された宝を読みとろうとするあなたの決意次第で。、その成果を得ることができるのです。