仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、メンタルヘルス講座「精神医療という文化を語る」に出席のため東京に出張いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
高森務先生、今年で107歳。米沢市にお住まいの元美術教師です。私も大変お世話になりました。先生は、病弱で、高校生の時の体重はなんと43キロ。神社に行って、生まれて初めて「おみくじ」を引いたそうです。するとそれは「大凶」でした。そこには「大海に乗り出して転覆するがごとし。30歳前に必ず死ぬ」と書かれていました。昔はこのような「おみくじ」があったのですね。
ところが、高森青年はこう考えたそうです。「おみくじは人が作ったもの。自分は神様と直接つながって運命を乗り越える」。そして現在107歳。お元気で今なお教え子たちに慕われ、その存在そのものが多くの人々を励ましています。
「大凶」を引いて落ち込むか、「ならばチャレンジしよう」と挑戦していくかは、その人の考え方次第です。「何でこんな事が起こるのだ」という人生の試練・困難は、あなたへの挑戦状です。
人生に大凶はありません。運命はあなたに切り開かれるために、あなたの前に存在するのです。