仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と一般社団法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会の燦の会(親の会)に出席いたします。
今日は、宮國泰斗先生の言葉のご紹介です。
米沢で寮生活を13年続けました。しかし、男子寮の寮長である私自身の生活態度は、改善されるばかりか、怠情な面ばかりが目立っていきました。
あるとき、先輩から「宮國君は自由な人だからね」と言われました。何気ない言葉が、私の心に刺さりました。
「そうか、そもそも僕はニコニコ寮のルールさえ守ることもできない規格外な人間。もしそうなら、みんなに迷惑をかけないうちに退寮していたのに・・・」と、なんともふがいない思いで一杯になりました。
しかし、その話を別の先輩にしたら、こう言われました。「宮國君。私たちは。そもそも規格外な宮國君を受け入れたんだよ。君が規格外に収まる人間なら、あなたの持ち味は何もなくなる。大いにこれからも規格から外れてくれ。その君らしさが、私たちの財産になるんだから。あなたは私たちの希望だよ」。私はその言葉を聞いて泣いてしまいました。自分が存在することを、そっくりゆるしてもらったように感じたからです。
「そうだ。心に深い課題を抱えた私を受け入れることは、米沢興譲教会にとってもチャレンジであったはずなのに、ここまで受け入れていただいた。規格外の自分を責めているのは、自分だ。私は、この私でいい。私は他の誰かにならなくていい。自分を生き切ることが、恩返しになる」。そのような思いになり、生きる勇気が湧いてきました。
そもそも、規格に入り切る人間なんて存在しません。「あなたは、あなたのままでいい」。そう神さまの声が聞こえてきました。