仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、永住許可申請のため仙台入国管理局へ行きます。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
「結婚したい、結婚したい」といつも言っていた女性がいました。理由を伺うと「寂しいから」。私は申し上げました。「寂しい人が結婚すると、もっと寂しくなるよ」。寂しい人は、なぜか同じように寂しさを抱えている相手と惹かれ合ってしまいます。寂しい人が二人になるので、「もっと寂しくなる」と私はお伝えしたのです。既婚者なら、「沁みます~」と反応されますが、彼女は「?」という表情でした。
そこで、「どんなタイプの人と結婚したいの?」と聞いてみました。すると「背が高くて、頼りがいがあって、年収は…、できればイケメンで…」とまぁ出るわ出るわ。結婚するのに三百年はかかるのではと思うほど理想が高いことに驚きました。
そこで、最後にこう申し上げました。「幸せな結婚の条件は『自分と結婚できること』ですよ」。すると「田中先生、そんなこと死んでもできません」と彼女は断言しました。そんな彼女も、最近心境が変わったと言うのです。「少しずつ、自分を愛せるようになってきました。そしたら自然と寂しさが消え、今一人でも十分幸せなんです。当分結婚はいいです」。これは私の勘ですが「この人の結婚はもうすぐだろう」と秘かに思っています。