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仙台の行政書士より160313心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。また午後は、仙台市福祉プラザで開催される「親なきあと」公開セミナーに出席いたします。

 今日は、マザー・テレサの言葉のご紹介です。

 お互いをよく知れば、
 お互いに愛し合い、必要としあうようになります。
 私たち一人一人が、素晴らしいことのために作られた、
 ということを知らなければなりません。

 
 『北風と太陽』

 有名なイソップ寓話です。
 北風と太陽が「旅人のマントを脱がせる」競争をして、「旅人のマントを温かさで脱がした太陽の勝ち」となってますが、実は「一勝一敗」だったというのをご存知ですか?

 もう一つの勝負は「帽子脱がせ」競争でした。
 有名な「マント脱がせ」競争の前に、最初の勝負はそれだったんですね。
 
 「帽子脱がせ」競争ですが、太陽が燦々と光を浴びせると、暑くてたまらない旅人はしっかり帽子をかぶり、決して脱ぐことがありませんでした。
 次に北風がぴゅ~と風を吹くと、帽子は飛んで行きました。
 北風の勝ち。
 
 「太陽が勝ち、北風が負け」という話でなく、「状況に応じて、適切な手段が異なる」という寓話だったのです。
 太陽の熱も、北風の寒さも「物理的な力」という点では一緒です。
 いつのまにか「片方の話」だけ聞いて、私たちは勝手に偏った判断をしていたのですね。ちょっと北風が可哀想です。
 
 人も同じかもしれません。職場や学校には、様々な人がいます。
 その様々な人の力を組み合わせて、成り立っているのが社会。

 自分と異なる、あれはダメ、なんて簡単に決めつけないで、相手がなぜそうなのか、話を聞いてみませんか。相手のいいところを引き出してみませんか。

 「この人の個性は、どのようなときに一番発揮できるのだろう?」
 こんな質問を自分になげかけるだけで、周りの人の見方が変わってくると思います。

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