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仙台の行政書士より160205心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と風俗営業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、大久保智弘先生の言葉のご紹介です。

 先日妻に私のズボンが汚れていたので洗ってもらいました。そのあと、こういうやりとりがありました。
妻:「ほら見て、ズボンの汚れが落ちたよ」
私:「おーすごい。きれいだ」
妻:「ここを、ゴシゴシやっていったら落ちたのよ」
私:「すまんねー。大変なことを押し付けて」
妻:「それに時間もかかったのよ」
私:「いやー、他にもいろいろやることあっただろうに申し訳ない」
妻:「私、結構がんばったのよ」
私:「そうだろうね。ありがとう」
妻:「そう!こういう時は『ありがとう』っていってほしいのよ」
 私たちは、つい「ありがとう」と言うべきところで「すみません」と言ってしまいます。これではこちらの申し訳なさは伝わっても、相手は自分の厚意が報われたとは感じないでしょう。一方で感謝を伝えることは相手の厚意を認めることになります。
 妻も自分の頑張りに対して認めてほしかったのです。そのためには「すみません」という言葉よりも「ありがとう」という感謝の言葉が必要だったのです。「すみません」とこちらがへりくだる前に、感謝を伝えることが、互いを認めあえる関係になることを改めて実感しました。

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