仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と一般社団法人設立に関するそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会の親の会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
5歳のター君は、毎朝おじいちゃんの手伝いで花に水をまきます。でも、ター君はすぐに飽きてしまい、水を花ではなく、おじいちゃんにめがけてかけ始めてしまいます。するとその度におじいちゃんは穏やかにこう言うそうです。
「花に水をかけてと頼んだのに、人に水をかけてしまったら、花が枯れてしまうよな~?」するとター君は「ウン」と返事をしました。続けて「でも、ター君の水のかけ方は上手だったよな」とほめると「ウン」とまた返事。
さらに、「水を待っているのは、ジーちゃんではなくて花だろ?」「ウン」、「花はいつも朝にター君から水をかけてもらうのを待っている。だから、かけてあげたらきれいに咲くソ」「ウン」、そして最後に「だから、ター君がジーちゃんに水をかけるのは、まちがっちゃったんだよな」、すると最後も「ウン」。このやりとりを聞いていいた奥様がご主人の最後の言葉にハッとしたそうです。夫は「間違っているよな」とは言わず「間違っちゃったんだよな」と言っている。相手をとがめずに、相手を包み込みながら、的確な教え方をしているご主人に感動したそうです。
上手な指導の極意は、「相手に花を持たせる」こと。とがめずに相手の素晴らしさをたくさんほめながら、具体的に、何のためにそれをするのかを的確に伝えることです。
この極意は良き子育て、部下育て、そして自分育てにも有効です。このおじいちゃんに見習いたいものです。