仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。
初めに急に得た相続財産は、終わりには祝福されない。(箴言20・21)
中国のある有名な弓の名手の話です。この人が名手になるまでには数々の苦難と血のにじむような訓練がありました。彼は細いひもに蚤をくくりつけて、三年の間その蚤を的に弓を引き、三年経つとその蚤が馬のように見えたといいます。彼は続けて十年ねばり強く訓練したので、ついには全国で一番の名手となりました。
何ごとかをなすためには、それ相応な時間がかかります。始めるやいなや成功するのみがみな良いとはかぎりません。それは基礎が軟弱なのでその成功を維持することが難しいからです。容易く早く儲けたお金も祝福にはなりにくく、多くの場合かえって禍となりやすいのです。苦難の中で苦労して儲けたわけではない財産は貴いとは思えません。両親から多くの財産を受けた子どもでそれを維持していくことはまれです。そんな場合にはたいてい容易くお金を浪費してしまうのです。家を建てるときも、基礎を深く掘ってだんだんと建て上げるとき、頑丈な家が建つのです。同じように何でも初めての基礎が堅固にされて初めて成功するのであって、それが祝福になるのです。
あなたは一攫千金の虚しい夢を見ているのではないでしょうか。