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菊地茂

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 今日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。

 芸能生活50年を超えた芸人、坂田利夫さん。人は彼を「アホ道の達人」と呼びます。坂田さんは高校卒業後、町工場や運送会社など何度も転職を繰り返しました。最後に「同じやるなら、好きでがんばれる仕事を」と見つけたのは「お笑い」でした。
 なんとか吉本興業に入ったものの、周りは「お笑い」の猛者ばかり。自分をアピールするために必死でもがく日々が続きました。そんなある日、舞台で「おまえ、アホ」と突っ込まれました。普通なら「誰がアホや」とか「誰がアホやねん。アホちゃうわ~」と返すところを、不意に「そうや、アホやで」と認めてしまったら、お客様は大爆笑。その瞬間は坂田さんは「これや!」と開眼します。
 それ以来、なりふり構わず「アホ」で在り続けることに精進しました。さらに昭和の喜劇王、藤山寛美さんから「真剣にアホをやりなさい。照れたらダメです。照れるとお客さんをバカにしているように見える」とアドバイスをいただけるまでになります。
 坂田さんはおっしゃいます。「『アホ』を貫く覚悟を決めて、その通り『アホ』に徹して、今では『かわいいアホ』になれた。この道を貫くには、自分自身のことが大好きなこと、目標は世間にアホをばらまくこと。しかし、まだ足りません」。徹して生きると、あなたが歩む道は自ずと開かれます。

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