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仙台の行政書士より151119心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、仙台純福音教会の役員会と東北学院大学法学部同窓会の役員会にそれぞれ出席いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 「人を無視することはいけないこと」だと、私はずっと思ってきました。ところが、最近、「無視」も使いようによって、相手を活かすことになることを学び、目から鱗でした。
 「宿題を我が子がやったら、たっぷりほめてあげ、ご褒美をあげる。宿題をやらなかったら、お小遣いを減らす等の罰を与える。」というアメとムチの教育法があります。ところが、この方法だと弊害が出てきます。ムチは反発心だけを育ててしまい、アメが効かなくなるというのです。
 宿題をやらないでお小遣いを減らされた腹いせに、子どもさんが親の財布からお金を盗んだり、万引きに走ったりする可能性が出てきます。すると、いくらケーキでつろうが、お金でつろうが、子どもさんは宿題どころか、勉強そのものをしなくなってしまうということになりかねません。
 ではどうしたらいいのか?最近、”アメとムチ”ならぬ、”アメと無視”が有効だと報告されるようになりました。我が子が好ましい行動をしてくれたときは、親は我が子をたくさんほめます。これがアメになります。でも、子どもさんが好ましくない行動をしたときは、よっぽどのことでないかいぎりは、見て見ぬふりをする。
 結果、子どもさんは、ほめられたほうが心地よいことを学習し、自発的にどんどん好ましい行動をし始めます。同時に、好ましくない行動をすることに関心が行かなくなり、本人から止めていくというのです。私はこれを”見守る愛”と呼んでいます。お試しあれ。

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