仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人変更申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けしてから、東北学院大学法学部同窓会の役員会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「人から批判されたり、ダメだしされたとき、どう自分の心を立て直したら良いか教えて下さい」。良くいただく質問です。私も人からの批判にめっぽう弱い、打たれ弱い人間です。
先日も、「金藤さんの話は、面白くて情にはうったえかけるけど、論理展開が少し甘いですね」と言われてしまいました。私が常々思っていることだけに、「そうなんです。教えていただきありがとうございます」というのがやっとでした。後から「あそこで、『どうしたら、論理的に話ができるのでしょうか?』と聞けばよかったな」と思いましたが、その余裕はありませんでした。一瞬で自分のすべてが否定されたように感じ、その日はブルーな気分でした。
批判されたときの理想的な対応は、まずは「確かに」で受け止めることです。「確かに、私の話は、論理的展開が甘いところがあると思います」。ここで大切なのは、「私は論理展開が甘い」と言わないところがポイントです。そう言うと、自ら自分自身を全否定することになるからです。「私の話は…」と言うと、批判されているのは「私」ではなく、「私の話」であると全否定を回避することができます。
次に「どういうところで、そう感じたのか具体的に教えて下さい」とその理由を尋ねます。やりとりしているうちに、それは批判ではなく、実は有益な忠告であったことに気づきます。私自身、いつもそうできるとは限りませんが、目下チャレンジ中です。