仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、太陽とオリーブで開催いたします心の障がい者の就労支援セミナーでお話をさせていただきます。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「親から受け継いだ良いものは何ですか?」と聴いて回ってみました。その答えに驚きました。すべてその人をその人たらしめている「大切な長所」であり、決してなくてはならない「一番の長所」だったのです。人生で「最も大切なもの」は、自分で勝ち取ったものよりも、無条件ですでに与えられているものの中にあるのかもしれません。
ある方は「私は、母から『丸くおさめる』ことを受け継ぎました。そのおかげで、ある集いを約20年続けてくることができました」とおっしゃいました。ある男性は、こう教えてくれました。「私は父から、一度も進路について『ああしろ』『こうしろ』と押し付けられたことがありません。常に私の意見を尊重してくれました。ですから、私もなるべく人に押しつけたりはせず、相手の意見を尊重しようと自分なりに努力しています」。彼は、現在そのお父様と同じ職場で活躍しています。
TCS講師の青木福代先生は「私は、母から『生きる情熱』を受け継いだ」とおっしゃいました。先生が小さい頃、お父様はアルコールに依存し、家族は常に緊張と混乱の中にありました。しかし、その試練、困難のただ中でもお母様は「生きる情熱」を失わず、お子さんたちを立派に育てられました。先生は文字通り分刻みのスケジュールで、全国を飛び回っておられますが、それは先生のお母様のDNAなのだと私は確信しました。「あなたが親から受け継いだ良いものは何ですか?」