仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
「3つの目(その4) 神の目」
昔、今のような流通事情が発達していなかった時代、海の物が山に、山の物が海に運ばれるには時間を要しました。
山に住む人が、海からの大切な客を迎えるのに、山ではたいそうなご馳走の魚を用意いたしました。しかも、山では滅多に口にすることのできない刺身です。海から来た人は、だいぶ傷んで、およそ海では猫でも食べないような刺身を出され、がっかりを通り越し、怒りさえ感じます。しかし、山の人はそのことに気づかないのです。勇気を持って、海からの客はそのことを告げると、山の人は、「いったい何が食べたいのか」と聞きますので、「ほら、そこに見える山菜を料理してもらえないか」と言うので、山の人は驚きました。「こんな当たり前の物、とても失礼でお出しできません」と答えたのです。
私の住む米沢は、雪の季節、その風情に感嘆の声を上げます。しかし、当地では、「この米沢にこの雪さえなければ…」と嘆く人が多くいらっしゃいます。
ちょうどそれと同じように、人は、与えられているこの時、この状況の、この私の価値がわからないのです。
なぜ、私は高価で尊いのか。神がそう言われているからです。ただ、それを理解するのではなく、信ずる、それに賭けて生きることから気づきが与えられ、当たり前ではなく、「何とすばらしい」という世界が始まるのです。
TCSの生徒さんの中には、引きこもりや不登校、中には、刑務所に長くおられた方、3度離婚なさった方など、様々な試練を通られた方がいらっしゃいます。しかし、これらの人々が、今、すばらしい生き方をし、さらには、「あなたのようになりたい」と他の人生を再構築なさったからに他なりません。
あなたの生き方はいかがですか。