仙台の行政書士より150908心のメッセージ

　本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

　今日は、宮國泰斗先生の言葉のご紹介です。

　ある年のクリスマスの思い出です。教会はクリスマスの催しで賑わっていました。すると、私のところにニコニコ寮生のA君がうなだれてやってきました。「宮國さん、オレだめです。みんなが賑わえば賑わうほど辛くなります」。彼は、心の葛藤でクリスマスどころではなく、皆と一緒に楽しめない自分に寂しさを感じていたのでした。
　私は、泣き崩れるA君に、「さみしい思いをさせてしまい悪かったな。皆と一緒に楽しめなくてもいいよ。それでいい、それでいい」と声かけをしながら一緒にいました。
　静かな時間が一時間くらい経ったでしょうか。A君は「ちょっと楽になりました。帰ります」と寮へ戻りました。共に過ごすことで、彼の心に少しスペースが生まれたようです。以来、A君は頑張って周囲と合わせる事をすこしずつやめ、自分のペースで生きるようになっていきました。どうやら、あの日「自分の人生を生き始める」というクリスマスプレゼントを受け取ったようです。
　あれから4年。A君は、今では笑顔とユーモアとともに生き生きと歩んでいます。本当のクリスマス。それは、あなたの心に「そのままのあなたでいい」という光が届く日です。
　あなた様にぬくもりが共にありますように。